長崎大学の学修ポートフォリオはLACS(学修支援システム)上にあります。
みなさんは学修ポートフォリオのルーブリックを用いて定期的に自己評価できます。また、学修状況報告、コンピテンシーテスト、受講ふり返りの結果(一部)が自動的に蓄積されます。
さらに、みなさんが授業でLACSから提出した学修成果物は自動的に学修ポートフォリオに蓄積されます。それ以外の方法で提出した学修成果物は自分で学修ポートフォリオにアップしておくとよいでしょう。
こうしておくことで、学年を経て、自らの成長を振り返ることができますし、みなさんが作成した学修成果物をきちんと蓄積しておくと、万一、成績評価が正当でなかった等のハラスメントの被害にあった際に証拠として示すことができます。
学修ポートフォリオでは半期に1度、自分自身で能力の状況を把握するためのルーブリックが備わっています。
そのほか、学修ポートフォリオには学修状況報告や受講ふり返りの一部の項目、授業で提出した成果物などが蓄積されます。
学修ポートフォリオに蓄積されるもの
- 能力についての多角的な評価(ルーブリック、学修状況報告、受講ふり返り)
- 授業で提出した学修成果物(レポート、課題など)
- 受講科目、成績評価(学部・学科による)
- 高校時代の学習経験
- CALL(語学)利用状況
- 学修行動(授業外の学修時間、渡航経験、資格・免許など)
- 満足度(一部)
- 就職活動状況
在学中の学びの記録としての学修ポートフォリオは卒業時の「総合評価」にも用いられます。これは長崎大学のカリキュラム・ポリシーに明記されています。
カリキュラム・ポリシー(抜粋)
学生は学修ポートフォリオシステムに自らの学修成果を随時蓄積します。学修ポートフォリオを振り返ることで自らの成長の軌跡を確認することができます。また,学修ポートフォリオはメンター教員による学生の指導・助言の資料として利用されます。さらに,卒業時には大学における学修成果の総合評価のための資料としても活用されます。