2022年度モジュール害ドック完成
47/79

社会科学の内容を取り扱う人文科学の内容を取り扱う国際・地域社会への関心 考えをやり取りする力 協働性多様性の理解倫理観批判的検討論理的組み立て情報リテラシー主体性知識・技能カテゴリー テーマ名 対象学部 テーマ責任者 趣 旨 学生の皆さんへのメッセージ 日本、世界での日本語教育 小島 卓也 日本語教育という視点から日本国内外の諸事情を読み解くことを長崎から海外輸出された 陶磁器 目標および授業編成 日本、世界での日本語教育 長崎から海外輸出された陶磁器 ◎(特に重視)の数 ○(重視)の数 グローバル化が広く進展している現在、われわれはこれまで以上に「世界を知る」必要に迫られています。このことは必然的に「日本(と日本人)を知る」ことをわれわれに求めます。他者を理解するためにはまず、自らが何者かという問いに深く思いを巡らさなければならないからです。本モジュールでは、日本、アジア、ヨーロッパ、北南米といった空間軸の間で視野を柔軟に調整しつつ、文化、社会、歴史、芸術、言語、交流、教育、政策などの視点から世界と日本を考察します。そして、多様な他者と同時に多様な自己をも理解することを目指します。そこから、グローバル化にともなって生じている様々な多文化状況に適応する素養と思考力を身につけることが本モジュールの目標です。 グローバル化が急速に進むなかで、われわれは社会的・ 文化的・言語的に多様性を持つ様々な組織の一員として生活し、働くことになります。「日本を知り、世界を知る」ことは 「他者を理解し、自己を省みると同時に相対化する」ことに繋がる知的な営みであり、また、そうした多文化状況で生きていく上で必要不可欠な能力でもあります。本モジュールを受講することで是非そのような力を身につけてください。 人文社会科学からの学び 22-B1 日本を知り、世界を知る 小島 卓也 科 目 名 教養モジュールの の視点との対応 医学部医学科・医学部保健学科・歯学部・情報データ科学部・工学部・環境科学部 ① ② ③ 担当者名 野上 建紀 江戸時代、長崎から世界に向けて多くの陶磁器が輸出されてい◎ ◎ 2 0 0 0 0 0 目指す。日本国内に関しては、高度外国人材、EPA看護・介護士、特定技能・技能実習生などに目を向け、その実態や課題を知り、「やさしい日本語」の観点から多文化共生社会の実現について考える。日本国外に関しては、政府機関の調査から見える日本語教育の実態や欧州言語共通参照枠といった言語政策・移民政策について理解を深める。 た。唐船やオランダ船によってアジア、ヨーロッパに運ばれただけでなく、スペイン船によってアメリカ大陸へも運ばれていた。世界に運ばれた陶磁器を通して当時の日本と世界のつながりをみていく。 教養モジュール科目案内 ④ ⑤ ⑥ 概 要 ○ 0 0 0 0 1 0 モジュール科目区分 責任部局 多文化社会学部 説明動画 ⑨ ◎ ◎ 0 2 0 0 0 0 ※工学部・水産学部に係るJABEE項目 ⑦ ⑧ 教養モジュールⅠ キーワード 日本語教育、言語政策、移民政策 肥前磁器(有田焼・波佐見焼)、歴史考古学 ⑩ ◎ ◎ ○ ◎ 1 2 1 0 ※授業編成の視点 A B ○ 0 1

元のページ  ../index.html#47

このブックを見る