◼いつも“なぜ”“本当かな”と考えながら読んでください。◼納得できないところを書き出してみる方法もあります。◼新聞記事の多くは、どこで読むのを止めてもいいように重要な順番に書か◼多くの論文は、「目的→方法→結果→結論」か、「目的→方法→考察」のどち①批判的に読むことが大学での学びの本質②構成を知って読むと理解しやすい③“事実”と“著者の考え”を区別して読む大学の学びは、既存の知識を学ぶだけではなく、自ら新しいことを発見する必要があります。そのため、教科書であっても、書かれていることが全て正しいとは限りません。いつも“なぜ”“本当かな”と自問しながら読んでください。実験の手順書であれば「なぜこっちの試薬から先に入れるのだろう」、経済政策の記事であれば「それにどのような根拠があるのだろう」などです。これを「クリティカル(批判的)」な読み方・考え方と言い、新しい発見につながります。もちろん、知識が足りないと、クリティカルに読もうと思っても、正しく判断することはできません。少しずつ知識を増やしていく必要があります。読む人によって受け取り方が変わらないのが、良い文章です。そのため、文章の種類によっては、一定の形式が決まっています。実験の結果などの“事実”と、考察や主張などの“著者の考え・解釈”は区別してとらえる必要があります。「彼女からメールが来ない(事実)」と「彼女から嫌われた(友人の解釈)」を分けて考えることで、正しい判断に繋がります。れています。らかの構成で書かれています。9文章の読み方
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