令和4年度長崎大学FD実施報告書
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漠然としていた当方による理解が明確化されました.ありがとうございます.たとえば,バーニック先生による,合理的配慮とは,「対応の平等ではなく,機会の平等である」というお話し,吉田先生による「多様性のない職場は成長しない」というお言葉は心に深く刻まれました.今後も,定期的に,講演・講義を受けたいと思います. ・e-learningの必須受講項目に関しては今後,A41枚で別途内容をまとめていただければと存じます.各資料内に受講項目が個別に記載されていたため,聴講しながら内容を把握するのが難しく思いました. 長崎大学FDとしてとりあげるテーマ・内容や提供すべきオンラインコンテンツについてご意見・ご要望。 ・セキュリティ関連はもう少し詳しくてもいい気がします。・FD交流の場を提供していただきたい・新任教員ガイダンスとして、もっと実用的、実際的な内容も教えてほしかった。物品購入や出張に係る手続き、システムの利用方法など。 ・オンライン授業を作る際のヒントなど教えていただけたら嬉しいです。・多様性や包摂性の観点から、授業に実際に使える知識やスキルがわかるプログラムがあるとありがたいです。 ・長崎大学は部署が多いと感じました。その管轄先(問い合わせ先)の体系をまず示していただけると、今後どの担当の方に質問したらよいかが分かり助かります。 コンテンツをPDFの冊子にしていただき、あらかじめオンラインで配布して頂いたうえでガイダンスを受けられると、さらに効果的かと存じます。 ・精神障害,発達障害の学生に対する対応方法を,具体的な事例で,レクチャーいただけますと幸いです. (2) 総 括(10(1)を踏まえFD全体の総括を記述する)例年実施している研修であり、長崎大学が目指す教育,研究等に関する事項について 説明し,今後の業務に活用する目的で実施されている。 前半は教職員合同で実施し、大学としての教育、研究並びに施設整備の観点、プラネタリーヘルスに基づいた大学の方針などの話を通じ、特に、コロナ禍以降の教職員の業務のあり方やその方向性について確認できた。また、個人情報保護制度に関わる事項、情報における守秘義務や管理体制に関する事項、障がい者支援やダイバーシティ推進など、本学の教職員として、業務を行う上で必要な基本的事項について説明があ った。フィードバックシートには、障がい者支援やダイバーシティ推進に関心が寄せられ、今後もこれらの詳細な研修の実施・参加に期待される。

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