教養科目の様な講義をオンラインで実施する場合には、参加を促す仕組みを取り入れるのが重要だと認識しました。一方、技術伝授型の講義ではテーマを区切った15分程度のオンデマンド型が良いと思っています。 少なくとも今回出演した学生は、オンライン授業は時間の有効活用できることが重要と考えているようでした。同時に、私の授業には、日本語が話せない留学生、障がいや疾患で配慮が必要な学生も多く参加しています。授業の特性や受講生の状況に応じて柔軟に対応していく必要があると考えます。 今まで、個人的にはリアルタイムオンラインでの授業しかしていませんでしたが、オンデマンドでの提供も考えようと思う。また授業で学生の質問があまりないので、工夫して質問しやすいようにしたいと思う。 対面と変わりなく学生に問いかける。 聴くだけにならないようなものにする(問いかけ、回答の共有)。 理解度を測る(回答状況や事後課題などを指標に)。 分割された動画で集中して受講できる、復習しやすいものにする。 ブレイクアウトルームを利用して、意見交換ができるようにする。 せっかくこの大学を選んで来てくれた学生さん達の希望にそえるものにしたい。 オンデマンド型の授業の人気が高いので,対面でもリアルタイム型でも,講義を録画することは続けていこうと思いました。また,質問ができる場を提供することも効果的なようなので,Zoomを利用した任意参加での質問時間を設けることも検討したいと思います。 受信状況の安定性を考慮すると、オンデマンド型講義を選択することになると思うが、リアルタイムでの質問受付タイムを設けるとか、講義視聴後の小テストの実施、講義では触れない部分を補足するような資料をLACSにあげる、といった取り組みは可能だと思われた。 対面講義も録画しておいて、あとでLACSで公開し、欠席した学生も学習の参考にできるようにする、といった取り組みも可能かもしれない。 もしわたしが今後オンライン講義を行う場合は、学生にとって単純に話を聞いて終わりというような受け身ではなく、受講している学生も何らかの形で発信できるような方法を利用したいと思う。学生の皆さんの意見でも、投票や匿名形式での回答、質問などはよい受け止め方をされていた。対面よりも却って質問しやすい、というのもオンラインならではと思う。ブレイクアウトルームの活用についても、参考になった。 また、オンデマンドについても復習しやすいことや時間を有効活用できること、項目ごとに3つほどの動画に分けていると集中しやすいなど、なるほどと考えさせられた。最後のKangさんの意見で、オンデマンドだと途中で止めて分からない日本語の言葉など調べることができるということについて、留学生にとっての日本語講義としてオンデマンドは特に有効なのだと感じた。
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