令和4年度長崎大学FD実施報告書
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~15分程度に分割していた方が、視聴する学生にとってより集中できる。動画の再生速短時間 オンデマンド形式の場合は、わからなければ何度も見返せると話す学生が多かったです。 質問しやすい環境(Zoomで専用の時間枠を設ける,チャット機能を利用する,など) 自分のペースで学習,復習ができること 勉強した,という感覚 自分のタイミングで何度でも動画視聴ができること。 どの学生のプレゼンにも、オンラインでの講義を前向きに捉え、対面授業にはないメリットを最大限に活用しようとする姿勢が見受けられ、状況の変化を上手く利用することを重要視していたと感じた。 (1)リアルタイム型オンライン授業 能動的受講により授業への参加感を得られること。 (2)オンデマンド型オンライン授業 受講の自由度・柔軟性 「テーマがオンライン授業」であったためと思われるが、「対面が良い」という積極的な表明が乏しかった様に思われました。オンラインが良いか対面が良いかは、学生によって割れると感じています。 体験型の授業では、参加する(した)ことに満足感を得る意見が多くみられ。一方、技術習得型(工学系)では、オンデマンド型への評価が高いと感じました。これは、視聴前との想像と一致していました。 オンライン授業の利点として、時間に縛られず受講可能、再生スピードを柔軟に変更できる、何度も繰り返し受講できる、という点を挙げていた学生が多いと思います。よって学生は時間の有効活用を最も重視しているのではないかと考えます。 ・リアルタイムよりもオンデマンドの方が好まれているようだ。自分の好きな時間に繰り返し視聴できるというのは、聞き逃しもなくなるという利点もある。また、動画は10度を調整する機能があるとより便利。 ・資料が見やすいというのもオンラインの利点と考えているので、資料を豊富にすることも重要。 ・質問をしやすくする工夫が必要。・リアルタイムのオンライン授業も録画して提供すること。・授業の理解度を確認するためのクイズの提供。まとめると、自分の都合のよい時間に集中して視聴できる、視聴速度を調節して効率的に学習できる、気楽に質問でき、授業内容の理解度を確認できる、そのような授業形態を重視しているように感じる。

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