令和4年度長崎大学FD実施報告書
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・繰り返し視聴可能(予習復習が可能)(オンデマンド形式)*リアルタイム型の録画提供 ・欠席にならないこと・質問のしやすさオンディマンド授業とグループワークオンライン授業であっても、インタラクティブに発言ができる参加型のオンライン授業を重要視していると考えました。 オンライン授業にはメリットが多いと感じている学生が多いことを知りました。特にオンデマンド型の字授業では、自分のペースで授業を受けられること、何度も繰り返し見て理解することが出来ること、スピードを自分の好みに調整できること、などの複数の意見が出ました。自分のペースで授業を受けられること、ということについて重要視していると思います。発表者の中には外国から来られた学生もいて、そのような方にとって、オンデマンドのオンライン授業の方が理解しやすいのではないかと思います。また、朝弱く午前中の授業を受けられなという学生にもこのような授業が有効であると知りました。 その他にも、zoomのグループワーク機能を使って意見が言い合える、対面と同じような機会があるということも重要視されていました。 その多様性は優れており、当初は感染への対応であったものが、実際に始めてみると予習・復習の可能性など、いくつもの利点がある一方、オンライン環境の充実、より正確な内容の準備が必要であるため、授業の準備への負担なども感じられました。さらに学生諸君も挙げていたように、対面とオンライン(リアルタイム)の混在が1日の中で連続するとスケジュールの調整が困難であることも問題点としてあります。また、質問などのタイミングも難しく、課題として考えています。 ただ、気になるのは視聴する状況が、個人であるとしても、あくまでも授業を受ける姿勢をもっておくことが望ましく、旧い考えかもしれませんが、寝そべって、聞くものではないと、考えます。あくまでも個人の意見です。 ①リアルタイムオンライン授業では、ブレイクアウトルームによるグループワーク、投票やチャット機能の使用など、参加型の授業であること ②オンデマンド授業では、動画の長さを10~20分くらいにして、集中力をもって視聴できるようにしてあること ③オンデマンド授業では、授業資料や動画などを自分の学習スピードでかつ繰り返し視聴できること ④オンデマンド授業で、今後動画の再生速度を変更できるように改善してほしいこと双方向性 学生側からのout putの機会 オンデマンド化

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