(2) 総 括(10(1)を踏まえFD全体の総括を記述する) 今回の研修は、シラバスや授業資料等をユニバーサルデザインの観点から点検し、改善点を把握するためのもので、複雑な操作ではなく、誰もが実践可能なアイディアやコツを学習できた。動画研修後は、今後、注意すべき点などをピックアップする課題となっていたが、フォントに関する事項(大きさ、書体、フォントの背景、色)を取り上げていたものが多く見られた。このフォントについて、本学では、合理的配慮が必要な学生の支援を行うために導入が開始されたが、ユニバーサルデザインの観点から考えると年齢なども関係する。閲覧・配布資料に関し、学生(学習者)だけではなく、教職員間でも考慮する必要がある。これらを改めて学習する、いい機会となった。 講師の方においては、会議等の多忙なスケジュールの中、同時に2つのオンラインコンテンツを制作することになった。 フィードバックシートの中で、音声が聞き取りにくい時間帯があったという意見があった。これは、PC接続のマイク設備の故障が原因であり、後半部分コンテンツ作成が遅れたことも、これに起因する。そのような状況の中、有益なコンテンツを提供いただいた。前述のように、授業教材はもちろん、多くの配布物の作成に関し、ユニバーサルデザインの観点での見直しも必要である。同研修動画をSD研修用としても活用していきたいと思う。 11.実施代表者の連絡先 部 局:大学教育イノベーションセンター 職 名:副センター長・教授 e-mail:wknhrtk@nagasaki-u.ac.jp 内 線:2907 12.申請者の連絡先 部 局:学生支援部 教育支援課 総務班 (教育改善) 職 名:事務職員 氏 名:森田 美沙絵 e-mail:shimoura@nagasaki-u.ac.jp 内 線:2088 オンラインコンテンツの視聴期間は,もう少し長い方が良いと思います. 著作権、visual basic, robot, SDGs 発達障害の人に対する配慮について 職員にも、UDの考え方を勉強する機会が必要です。 (文責:大学教育イノベーションセンター 若菜 啓孝 ) 氏 名:若菜 啓孝 4
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