(2) 総 括(10(1)を踏まえFD全体の総括を記述する) 今回の研修は、Web会議システム(Webex)の各機能とアンケートシステムSlidoを実際に操作することにより、リアルタイム型オンライン授業にそれらを活用する方法を習得するハンズオン型として実施した。この研修では、このアンケートシステムとスムーズに連携して実行できるWebexを取り上げて、このメーカーであるシスコシステムズ社の方に講師をお願いし、実施した。 オンライン授業が多用される中、リアルタイム型オンライン授業を充実させるため(対面授業と同等の感覚に近づける)には、Web会議システムが有する機能を活用するとともに、授業参加者の状況把握に別システムを併用することが考えられる。今回は、その一例であったが、参加者からのフィードバックシートへの回答では、「実践を交えたFDであったため、時間があっという間でとてもいい講演」「学会にも利用できる」など高い評価が得られた。 このツールは、レスポンスアナライザーのひとつであり、オンライン・対面といった授業形態にとらわれずに利用可能であるため、今回の研修がいろいろな場面で活用されることも考えられる。 テレビ会議システムと連携できる有用なシステムは他にも数多く存在し、たとえば、オンラインで開催される学会講演会や研究会等ではオンラインホワイトボード「Miro」がよく利用されていて,Webex Meetingsとの連携もスムーズである。リアルタイム型オンライン授業を実施する教員としては、テレビ会議システムとの相性がよく、操作性がよければ、さまざまなツールを同時に利用したい希望がある。 シスコシステムズの方からは、近々、Webex Meetingsにリアルタイム翻訳機能付きのテレビ会議システムに拡張されるとの情報も得られ、ますます便利になっていく。今後も、授業方法の充実を図るための研修会を企画したいと思う。 11.実施代表者の連絡先 部 局:大学教育イノベーションセンター 職 名:副センター長・教授 e-mail:wknhrtk@nagasaki-u.ac.jp 内 線:2907 12.申請者の連絡先 部 局:学生支援部 教育支援課 総務班 (教育改善) 職 名:事務職員 氏 名:森田 美沙絵 e-mail:shimoura@nagasaki-u.ac.jp 内 線:2088 Office365の活用法(授業での利用,業務運営での利用) 今回のようなオンライン授業に役立つ最新ツールやガジェットなどの紹介やレクチャーに関するものは魅力的です。 (文責:ICT基盤センター 丹羽 量久 ) 氏 名:若菜 啓孝 4
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