(2) 総 括(10(1)を踏まえFD全体の総括を記述する) 大学教育でも多くの知識の伝達手段として、視覚を利用したものは多く、授業やその教材作成において、デジタル化された文書やプレゼン資料が使われる。それらの資料が分かりやすいものであるかどうかは、その内容に左右されるものであるが、その他に見え方についても注意が必要となる。多様な学生への授業では特に重要であり、対面授業・オンライン授業など授業形態に関わらず、見え方の多様性に配慮し、見やすく読みやすい文字や色を選ぶことが欠かせない。今回のFDでは、「文字」について注目し、その教材作成における効果的なレイアウトの方法やフォントの導入についての研修となっている。講師は、ユニバーサルデザイン(UD)に対応した文字(UDフォント)について、実際にフォントの開発・提供を行っている書体メーカーの方に依頼して行った。 「見やすい」や「伝わる」というのは自分の主観ではなく,誰から見てもそうだという客観性が大事であることを気づかされる研修であったと思われる。 コロナ禍によるオンライン授業で、教材作成が以前にも増して多くなった中,受講者の多くは「今後の授業実践に役立つ内容」ということで、好評であった。 「伝わるデザインの基本」や「できる研究者のプレゼン術」など資料作りに活用できる書籍も多く見られるが、この研修を契機に参考にして頂ければ幸いである。 11.実施代表者の連絡先 部 局:大学教育イノベーションセンター 職 名:副センター長・教授 e-mail:wknhrtk@nagasaki-u.ac.jp 内 線:2907 12.申請者の連絡先 部 局:学生支援部 教育支援課 総務班 (教育改善) 職 名:事務職員 氏 名:田川 貴明 e-mail:tagawa11@nagasaki-u.ac.jp 内 線:2088 氏 名:若菜 啓孝 5 (文責:若菜 啓孝 )
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