【令和元年度】FD実施報告書
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12.申請者の連絡先: 目にあたいする。個々の授業に関する課題としてだけでなく、大学全体の教学マネジメントの課題でもあるため、今後なんらかのかたちでFDを企画する必要があると言える。(モチベーションに関する心理学的な見解では、「行動の自己決定の度合い」が重要な点だとされている。これを乱暴に学修行動に当てはめてみると、「自分で目標設定をしてそれに向かって学ぶ」というキャリア教育の充実が欠かせないと言える。また、授業改善の観点からすると、「なぜ学ぶのか」「これを学ぶとどういうことを解決できるのか」といった学ぶ目的が学習者自身によって自覚されることが学ぶ行動を自己決定することにもつながる。そのため、到達目標を学習者と合意・共有して授業を進めることが、意欲を維持することには欠かせないと言える。本FDでとりあげた「発問」の機能には「思考を焦点化」することもあるが、学生の授業に対する集中力を維持するために、小さな工夫として個々の教員が取り組むことが可能である。) 11.実施代表者の連絡先: 大学教育イノベーションセンター 教授 北村 史 e-mail:kitamuraf@nagasaki-u.ac.jp 電 話:内線2455 大学教育イノベーションセンター 教授 若菜 啓孝 e-mail:fd@ml.nagasaki-u.ac.jp 電 話:内線2907 10

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