電 話:内線2077 3 (文責 成瀬 尚志) ・目標モデルの問題はあるものの、長崎大学の今の教育において上手くいっていそうなところとそうでないところとが確認できたように思います。また、今のPROGによってわかることと、いくつかの試みについても紹介してもらえたことで、教育評価について改めて考えることができました。(回答者:3名) Ⅲ.長崎大学FDとしてとりあげるテーマ・内容についてご意見・ご要望をご記入下さい。 ・今後大学入試で取り扱われる高度な入試についての理解を深めたい。(2)総 括(10(1)を踏まえFD全体の総括を記述する) 本FDでは、これまで実施してきたPROGテストの結果について、他国立大学との比較や年次による変化などについて詳細な報告が行われた。学部によって結果の傾向に違いがあることがわかったものの、そうした結果をどのように教育改善に反映させることができるかについては検討の余地があると思われる。たとえば、2017年度の3年次は1年次の時と比べて言語処理能力が下がっているが、その結果からどのような対処をすべきだろうか。また、言語処理能力に関してはそれまでの学年では1年次と3年次とを比較した場合、伸びていたため、下がっていたのは本年度の3年次だけの傾向なのかもしれない。しかし、そうした観点から見ると、リテラシーに関してはこの4年間で変化の傾向がまったく変わっていない観点はほとんどない。つまり、このPROGの結果が、本学の教育プログラムによる成果を反映しているものなのか、あるいは、それよりも他に結果にもっと大きく影響を与える要素があるのかなどについても検討する必要がある。 他大学の事例として、ある特定の能力が学年全体として低いことがPROGによってわかったため、その能力を伸ばすことを目指した授業を取り入れたことで、実際にその能力が高くなった、という事例が紹介された。具体的にどのような授業を行ったのかということも含め、そうした具体的なPROGの活用例の共有が望まれる。 11.実施代表者の連絡先 教務委員会委員長 塚元 和弘 e-mail:ktsuka@nagasaki-u.ac.jp電 話:内線200312.申請者の連絡先 学生支援部教育支援課教養教育班 主査 寺川 美穂 e-mail:fd@ml.nagasaki-u.ac.jp
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