3 (文責:前田裕介) ・「形式面での創意工夫」で使用した図は大変興味深かったが、三角形の変化が何を示すのか、もう少し詳しく説明していただけたらよかったと思います。 ・具体的な事例を上げていただき、集中して学びを深めることができました。授業に活かせる内容でありがたかったです。・普段なんとなく考えては、消えてゆく疑問(これでいいのかな、どうすればいいのかな)をもう一度意識して検討する機会になった。分類し、解説していただいたおかげで、それらの疑問の解決の糸口が見えた。あとは、自分の担当している科目の状況と課題に合わせて、今回得た知見を活かしていきたい。話題の展開もスムーズで、時間があっという間だった。こう言った研修ならまた受けたい。学生にもそう思ってもらえる講義がしたいものだなぁと新年度の講義への意欲も湧いた。Ⅲ.長崎大学FDとしてとりあげるテーマ・内容についてご意見・ご要望をご記入下さい。 ・学生に読書の習慣をつけさせ、もっと読むように促すために授業を通じて何ができるか。・本日、他の方から話題に上がっていたライティングスキルそのものの育成についても学びを進めてみたい。ただし、これは個人の教員の努力というよりも、大学のカリキュラム・マネジメントにも関わるのだろう。他大学の取り組みなどをいくつか比較して提示してもらえたら勉強になりそう。 (2)総 括(10(1)を踏まえFD全体の総括を記述する) 本FDは学生が頭を使ってレポートに取り組まないのにはどのような理由があるのかということと、学生が頭を使ってレポートに取り組むための論題の設定にはどのようなものがあるのかについて実例を豊富に混じえながら解説するものであった。レポート課題を出す際には、素材と内容面を創意工夫するだけでなく、形式面での創意工夫を加えることで、学生が剽窃を行わないようになるだけでなく、しっかりと考えながらレポートを作成できることが示された。 当日は参加者から内容に関する質問が多くなされ、議論を深めることができた。また、評価としては満足度についての質問に回答者の全員が「あてはまる」「ややあてはまる」と回答している。自由記述でも「疑問の解決の糸口が見えた」「新年度の講義への意欲も湧いた」といった本FDに肯定的な感想が見られた。 11.実施代表者の連絡先 教務委員会委員長 塚元 和弘 e-mail:ktsuka@nagasaki-u.ac.jp電 話:内線2003
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