(文責:北村史(大学教育イノベーションセンター)) 3 かったです。おそらく「作成のポイント6/7」の部分がDPと各授業の繋がりの部分を説明しているとは思われますが、この中に各学部のDPとの関連性についての説明がありませんでした。各科目の到達目標はまずは学部のDPと密接に関係があると思われ、その学部のDPが全学DPに結びつく、と考えると、各科目は本来は学部DPとの整合を気にすればよいだけではないかと思いました。また、7つのうち3つの項目を選択させる根拠もよくわかりませんでした。 やらなくてはならないことは理解はできたと思いますが、「なぜこのような変更が行われることになったのか」「変更に対応することで学生・教員・大学にとってどのようなメリット(もしくはデメリットが解消される)があるのか」については、納得できるまで理解できたとは言えないように思います。 ・参加者がもう少し多ければよかった。実施時期と内容のマッチングが課題のように思う。・今回のプログラムについて、通常の業務について、なぜ、といったような、事の始まりの部分をなかなか具体的に勉強できる機会がなかったため、とても助かりました。 また、内容もとても分かりやすく説明していただいたため、非常に勉強になりました。 Ⅲ.長崎大学FDとしてとりあげるテーマ・内容についてご意見・ご要望をご記入下さい。 ・大学の設置基準について教員が理解し、「解釈」するようなワークショップ・長崎大学の今現在の運営方針及び組織活動について理解できるFD、あるいは教職員及び事務の業務内容についてのFDを、新任の教職員及び事務職員を対象に実施できますと、お互いに共通の認識が持てるのではと思います。(2)総 括 取り扱ったテーマが開催時期に合致していなかったためか、参加者が少なく、結果として担当講師と参加者が同じ部局の者だけでの実施となった。開催時期と取り扱うテーマについては、今後、丁寧な調整が必要となる。実施の成果については、理解の深まりには結びつかず、プログラムの目的を達成したとは言い難い。ただし、参加者からのフィードバックにも表現されている通り、理解が深まらないことの要因のひとつに、シラバス様式の変更の理由が納得のいく形で説明されなかったことがあるという課題が明確になった。このような苛立ちや理解の不一致は、一層丁寧な説明をすることで解消していかなければならない。 11.実施代表者の連絡先 教務委員会委員長 塚元 和弘
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