【平成29年度】FD実施報告書
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・ 今後も同一のテーマの継続を実施していただきたい。 教育職員 ・ 今回のプログラムを全員必修(部局別でも可)にして下さい。 ・ ワークショップの課題は大変興味深いものであったが,グループ内でのディスカッションの時間が短く,十分な論議ができなかった。また,グループディスカッション後の発表の後にも,全体でディスカッションする時間がほしかった。 ・ 先生の講話がとても分かりやすい物であった。全ての事例ができる設定時間がほしかった。 全ての事例が身近な物であったため。 ・ ピーター先生に具体的な例を上げながら話してもらっていいと思います。最後に資料をいただきましたが,国外の制度,方法の例など紹介してほしいと思います。各学部へ出かけてやってもらいたいと思います。もっと多くの教員が聞くと思います。 ●長崎大学FDとしてとりあげるテーマ・内容についてご意見・ご要望をご記入下さい。 教育職員 ・ 教職員と学生が同時受講できるようなFD ・ 学部や学科での障害学生支援実施の報告を行い,問題点とその解決法を学部の垣根を越えて広く共有するようなFDをしてほしい。 (2)総 括 本プログラムでは,今年の3月に出された『障害のある学生の修学支援に関する検討会報告(第二次まとめ)』のポイントを解説し,事例を通して授業等における合理的配慮の実践を検討し,教育活動の改善へ貢献することを目的として企画されました。 当日は講師であるバーニック先生から第二次まとめの要点が紹介された後,架空のシラバスをグループごとに合理的配慮の観点から検討し,討論するという形式で実施されました。 参加者の満足度はきわめて高く,「あてはまる(80%)」「ややあてはまる(20%)」を合わせると,全員が肯定的な評価をしていました。一方,到達目標の達成度については40%が否定的な評価をしており,事例の検討に割ける時間が短く全事例の検討ができなかったこと,全体でディスカッションする時間が取れなかったことなどがその理由であると思われます。障害のある学生に対する「合理的配慮」には様々な考え方があるため,今後同様のテーマでFDを実施する場合には,事例に関する検討やディスカッションの時間を十分確保することが望ましいと考えます。 11.実施代表者の連絡先 (文責:工学研究科 中村聖三)

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