【平成28年度】FD実施報告書
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(2)総 括(10(1)を踏まえFD全体の総括を記述する)11.実施代表者の連絡先 教務委員会委員長 星野 由雅 e-mail:hoshino@nagasaki-u.ac.jp電 話:内線2003 12.申請者の連絡先 学生支援部教育支援課教養教育班 主査 寺川 美穂 e-mail:fd@ml.nagasaki-u.ac.jp電 話:内線2077 ・個人的には参加したいFDがあっても,時間の調整ができずに参加できない状況です。・毎年,参加が多いFDや評価が高いFDはより複数回開催していただくことを希望いたします。・進行中なので,次年度以降のことになるかと思いますが,COC+(地域課題)の事業内容・概要を取り上げていただきたいと思います。・本日議論になった知識を教授する講義の運営方法・クォーター制導入は大学全体に関わるテーマなので,大学のFDとしてそろそろモジュールから離れ,大学の教育とクォーター制導入についてのFDや,クォーター制の中での専門教育や実習の在り方に関するFD等をお願いしたいです。本FDは、「クォーター制導入の科目による事例報告」と題して開催された。そこでは、クォーター制を導入している教養教育科目の事例3件について、利点や課題点をめぐる情報を共有した。全体討論では、クォーター制に係る利点や課題点のほかに、授業の構成、課題提示、アクティブラーニングの導入等に関する質疑応答も交わされた。参加者からの評価として、満足度については「あてはまる」(40%)と「ややあてはまる」(40%)を合わせると80%であることから、大多数が満足していたことが確認された。また、今後の授業に活かせる有益度については、「あてはまる」(20%)と「ややあてはまる」(70%)を合わせると90%であることから、ほぼ参加者全員が満足していたことが確認された。参加者の意見には、例えば、2コマ連続の授業においていかに学生の集中力を持続させるか、課題の提示とその評価をいかに客観的に行うかなど、クォーター制による授業を行う上での工夫を知りたいという声が聴かれたり、大学教育とクォーター制の在り方に係るFDを望む声が聴かれたりと、本テーマに関する関心の高さがうかがえるFDであった。(文責: 松元浩一 教育学部・教授)

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