【平成28年度】FD実施報告書
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氏 名:稲田俊明 内 線:2379の提示のみであったので、紙ベースの資料を希望される先生方が多くおられたようです。来年度以降は、配布資料も用意してもらうようにしたいと思います。 第2回目は、大阪大学大学院教授日野信行先生による「国際語としての英語教育とその指導法」の講演でした。グローバル社会との兼ね合いでの、World Englishes のお話はとても新鮮で、参加者から高評価を得ました。Native の英語がすべてではなく、non-native の英語の大切さやその存在意義などを説き、多方面からこれから私たちが目指すべき英語教育の姿をご教示いただきました。日野先生からは、参考文献や講義の内容の概略を示したハンドアウトは用意していただいたのですが、パワーポイントによる講義内容の資料を希望される先生方も多くおられました。これも、日野先生の講義内容がフロアーの先生方の興味を喚起した証拠ですが、今後は講演者に可能ならば、パワーポイントの一部でも紙ベースで用意していただくよう、前もってお願いすることも大切と感じました。第1回目も第2回目も、後半は、言語教育研究センターの小笠原によるG-TELP, (2)総 括(10(1)を踏まえFD全体の総括を記述する) 平成28年度の英語科目のFDは、非常勤の先生も多く、できるだけ多くの先生方に参加していただくため、2回に分けて実施しました。結果として、2回とも校務等で参加できなかった先生はわずか5名で、参加者の延べ数45名であり、専任、非常勤ともほとんどの英語担当の先生方に参加していただきました。 第1回目は、昨年に続きSCASの講師陣による、Writing とSpeaking に関しての 今年度のFDは、2回とも参加者が多く、質疑応答や講師の話を聞く姿などから、参加者の熱意が感じられるFDでした。参加者からの評価からも、満足度が高いことが確認されました。 11.実施代表者の連絡先 部 局:言語教育研究センター 職 名:言語教育研究センター長 e-mail:inadat@nagasaki-u.ac.jpOutputの指導の講演と実演でした。FD参加者をペア―にして、Writing とSpeakingの指導法や問題点を英語で討論させるなど、とてもActive な内容で、多くの先生方に満足してもらえたようです。また、Nickolas Verde,とKerry Pusseyのお二人が行われた講義内容も要点がわかりやすく、まとめられており、Writing とSpeakingの指導法に関して有意義な情報を与えていただきました。お二人の講義内容に関する資料が、パワーポイントでTOEIC-IP の成績分析、3-STEPアンケート調査についての報告を20分程度で行いました。また、平成29年度教養教育英語科目の取り組みおよび変更点も15分程度で説明し、新年度からの評価方法等の情報を共有していただきました。特に、G-TELP, TOEIC-IP の成績分析、3-STEPアンケート調査の報告は、今後の英語指導に役立ったとのコメントもいただきました。

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