ポートフォリオもそうですが,枠組みだけ作って,あとは各部局にお任せでは,ほとんど効果は無いでしょう。真面目にした人だけ労力をかけるような仕組みでは,面倒臭さや不公平感が先行して,浸透しないでしょう。また思考法やレポートについてはよいのですが,プレゼンの指導については疑問があります。プレゼンのスタイルやレベル,スキルは各教員でもかなりの開きがあります。ある程度統一的な基準を作るにしても,教員自身のレベルが低い場合は指導できるのでしょうか?よくご検討下さい。 ・初めての参加になります。イノベーションセンターが目指していることおよび,工学部教員に期待されていることは理解できたように思います。工学部も教育者と研究者の狭間で揺れ動いていることがよくわかりました。ありがとうございました。・まだ全体像がよくわからないです。・大教センターの先生方はたいへんでしょうが,このようなセミナーをやって頂いたお蔭でよく理解できました。・長崎大学において教養教育で何を身に着けてもらうことを目的としているのかがわかりませんでした。学ぶ力をつける手法としてのスキルベースだと思うのですが,スキルを身に着けさせることが目的のように聞こえました。内容の理解ではなく,パターンマッチングで答え(のようなもの)を作成し,ハードルをクリアすることに学生は非常にたけていますので(残念ながらそれが受験勉強で身に着けた主たる物なのでは...かつ,それが勉強だと思っている)スキル修得が前面に出てしまわないほうがよいと思います。対案を出せるわけでもないのですが...・センターと学部の協同の必要性をこれまで以上に強く認識した。・初年度セミナーを行う目的が理解できた。今回のセミナーの趣旨とは異なったが,会場から出た質問(現代の教育現場に蔓延する問題を指摘したこと)に,なるほどと感じさせられた。・仕方や方法の教授を目指すのか,形はともかく問題意識の醸成(結果として仕方や方法が必要)を目指すのか,モジュールと同じくよくわからない。・御説明いただいた項目が,参考なのか必須なのかがよくわからず,混乱しました。・学生が自発的に学習に取り組むにはテーマ(内容)が重要と思われます。しかし,どのような選択肢があるのか,自分が何をしたいのか明確になっていない学生も多数いるのが実情かと思います。このような状況で,学生にテーマ選択を強いても,あまり効果的でないように思われますし,また選ばれたテーマに教員側が十分対応できるとも限りません。このようなことを踏まえると,テーマ選定についてはもっと教員が主導することを許容してもよいのではないかと思います。なお,全体として共通化するべき部分があるとするならば,例えば授業の最後に合同の報告会を企画していただくなどの方が良いのではないでしょうか(学部によっては実施されているようですが)。なお,自身が担当した昨年度の教養ゼミは,上級生や他のゼミも含めた合同ゼミを企画して参加させましたが,学生の意欲を喚起するという点では有効であったと感じています。ただ,調整や運営についての負担が大きく,もう少し全体の支援がないものかと思われます。また実質10数回程度のゼミで,報告に値する内容に仕上げるのは非常に苦労した記憶があります。この点に関しては,基礎知識の理解習得について座学型授業を活用できればとの気持ちはありました。ちなみに,論文やレポートの書き方やプレゼンの6
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