施した。「基礎力測定テスト」はリテラシーとコンピテンシーを企業における将来の成功の観点から見たエンプロイアビリティで判断している。 リテラシー(知識を学ぶ)は分析単位となったすべての学部,学科でこの2年間に上昇し,特に情報収集力,言語処理能力,非言語処理能力が上昇した。 一 方,コンピテンシー(経験を積む)は,学部によって結果が異なっていた。結果の解釈は各学部の特徴を反映した興味深いものであり,教員も「基礎力測定テス ト」の内容,思想を理解した上で,どのような知識,自信を学生に与えたいのかを考えて,今後のFDに活かすことが重要であるという認識が示された。学生生 活調査や,長大のIRとの連携を強化するシステム作り,工夫が重要だと思われた。参加者は12名(事務等全体で19名)であり,もっと学部レベルでのFD にも活かされるべき内容で,できれば,学生と教員が一緒に結果を聞いて,議論できれば良いと感じた。 11.実施代表者の連絡先 教務委員会委員長 松坂 誠應 e-mail:nobuou@nagasaki-u.ac.jp電 話:内線2003 12.申請者の連絡先 学生支援部教育支援課教養教育班 主査 入口 忠義 e-mail:fd@ml.nagasaki-u.ac.jp電 話:内線2077 (熱帯医学・グローバルヘルス研究科 門司 和彦) 4
元のページ ../index.html#86