【平成27年度】FD実施報告書
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思う。教育職員) ・ 予習できるとよかった。(教育職員) ・ アルバイト,部活動と能力伸長との相関はとても興味深かった。(教育職員) ・ データの取り扱い方で(解く時間も含め),同じデータも傾向が変わり難しい。(教育職員) ● 内容面・運営面のいずれでも、何か改善を要する点にお気づきでしたらご記入下さい。 ・ 各専門学部に関連した社会人のデータによる問題を早く作成してほしい(教育職員) (2) 総 括(10(1)を踏まえFD全体の総括を記述する) 本FDでは、初年次の開始時に行ったPROGについて、他国立大学との比較や年次変化、大学IRコンソーシアムの学修行動調査等との関連も含めて詳細な報告がなされた。が、資料が多かったため消化不良の感があり、教養教育・専門教育における留意点等を整理するまでには至らなかった。改善点として以下が挙げられる。 (1)全学教務委員会の直後に設定されたFDであったが、参加者が大変少なかった点が残念である。資料を、教務委員には事前配布しておいた方がよいかもしれない。 (2)PROG自体についての説明がもっとあった方がよい。PROGに不案内な参加者もおられた。 (3)本学学生はリテラシーテストの「構想力」が相対的に低いので、この点を向上させるための教育実践事例の紹介が含まれているとよかった。 (4)医歯薬等では、専門家の基準集団との比較が望まれてきているため、項目に適切な重み付けをするなどして結果を報告することも必要であろう。 汎用技能には紙筆検査では評価できないものが多いことから、PROGをアセスメントに用いることの問題は多い。しかし、現段階ではこれ以外に余り選択肢がないことから、限界を踏まえた上で、日頃の学生の印象等と照らし合わせながら活用されることを願っている。 11.実施代表者の連絡先 教務委員会委員長 松坂 誠應 e-mail:nobuou@nagasaki-u.ac.jp 電 話:内線2003 12.申請者の連絡先 学生支援部教育支援課教養教育班 主査 入口 忠義 3

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