【平成25年度】FD実施報告書
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【総 括】 平成24年度における初回の報告会では、賛否両論が記録に残されている。これに対して、平成25年度の今回の報告会においては、PROGそのものの意義などに対する懐疑的な感想が目立った。たとえば、比較対象群として、文系・理系の全体、学部・学科、などを選定していること、35歳の部下を持つ優れた実績のあるビジネスパーソン4,000人から得られた値を、学生のコンピテンシーの参照基準としていること、などである。 データの蓄積が乏しい段階においては、集計やかんたんな分析結果の紹介にとどまらず、質疑応答のなかでいくつか紹介された実例が報告されれば、建設的な報告会になるかもしれない。たとえば、他大学において、あるPBLの事前事後分析の結果、コンピテンシーの要素として伸びたもの・そうでなかったものが実例としてあるとの回答が示された。そのような実例の詳細が提供されれば、個々の教員なりテーマ責任者なりが、目の前に与えられたデータを参照することで、学部・学科・モジュールの運営の際に一定の指針となりうる。 (文責:林 徹)

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