【総 括】 本FDの分科会Bでは、モジュールⅡ前期科目の社会科学系のうち、6名の方から授業経験を紹介していただいた。まず6名の先生方には、アクティブラーニングを積極的に導入する試みに関して、苦労した点・失敗した点も含めて講演して頂き、最後に総合討論を行い、後期授業に向けて工夫を考え合う貴重な機会を得ることができた。 受講者のアンケート結果を見てみると、全体として満足しているかの設問に対し、「あてはまる」（５３％）と「ややあてはまる」（４０％）をあわせると、受講者ほぼ全員が満足していたことが確認された。また、全体として有益だったかの設問についても、同様に受講者全員が肯定的な評価を示した。同様に、業務改善へのヒントを得たか、時間配分は適切であったか、および会場の設備、雰囲気は適切であったかの設問に対しても、「あてはまる」と「ややあてはまる」をあわせて受講者全員が肯定評価しており、非常に有意義なFDであったと推察される。 本FDに関する自由記述からは、「自分自身の講義作成にも参考にできる。」「具体的な工夫点を聞くことができ参考となった。」など、今後の授業に実際に活用できる内容であったことが窺える。一方で、具体的な事例だけでなく、教育に関する理論面の講演の要望があった。さらに、受講者が少なかったことも非常に残念であった。 6 （文責：西田 孝洋）
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