【平成24年度】FD実施報告書
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・大人数でもアクティブラーニングが可能であることが分かった。工学部の専門教育あるいは基礎教育(数学・物理)でアクティブラーニングに例があれば聞きたい。丁寧な教科書(自作)を用いているが、問題があるとは思えない。授業終了後及び卒業後も含め後で学ぶときの例を考えると、問題はそれを利用した授業中に学生をどのようにしてアクティブにさせるかだと思う。(工学研究科・教授) ・求められる人材が大きく変化していること、米国の大学生の独立心の高さが強く印象に残った。日本人も本質的に創造性を有するはずだが、それが引き出されていない。学生教育ばかりでなく社会の仕組みの中でも個々の能動性を引き出す必要がある。そこで、創造性を引き出すアクティブラーニングの話を聞きたい。(医歯薬・教授) ・アクティブラーニングの具体的な方法が聴けるかと思ったが、そうでもなかったのが少し残念だった。しかし多人数でアクティブラーニングをする方法のヒントがもらえたのは良かった。次は羽根講師が具体的にどのような授業を行ってアメリカの学生の評価を得たのかを話してほしい。内容的にはあまり新しい視点を感じることができなかったが、よくまとまっていて分かりやすく話し方も上手で見習うべき点が多かった。 ・内容そのものは教育現場のみならず、様々な分野で活躍できる一般性のあるものだと感じたので、教員のみならず、他の職員にも門戸を広げて参加させても良いのではないかと感じた。(歯学部・技術職員) ・学生の実習の担当として現実には難しいとは思うが、取り入られる部分もあり、能動的に記憶に残る実習にもっと取り組みたいと思いました。(医学部・教員) ・active learning はいろいろな方法があると思うが、e-learning との活用と関連性についてどのように考えればいいか。activeは能動的ということかもしれないが、生きた授業という意味もあるのだろうと感じた。(医学部・教授) ・我々がうけた25年ほど前の講座は、問題があったのだろうか?そうは思っていない。アクティブラーニングの具体的手法を導入することが「考える力」を育てることになるのかについては、疑問に思っている。(水産学部・准教授) ・今後も事例紹介等の機会を設けてほしい。(工学研究科・教授) ・毎回書いているが、現在の教養教育の問題点がActive Learningだけで解決するのか。他のことへも注目したFDが必要ではないか。(工学研究科) ・学習のタイプや学びのプロセス・脳の働きについての説明はとてもわかりやすかった。(留学センター・准教授) ・コミュニケーションカードを使えばアクティブラーニングになるとは思わない。講義内容をどのように変えたのか説明してほしかった。欠席者に対するフォローはどのようにしているのか(テキストを自分で勉強できない)。「シネサイキ・・・」の講義の仕方は良く分かったが、通常の学部の講義への活用方法は思いつかない。(工学研究科・准教授) ・アクティブラーニングのみならず、学生教育に対して不勉強であることを実感しました。(環境科学部・教授) ・アクティブラーニングはいろいろ考え方があると思います。教員一人一人が個々の型を見つけるこ

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